マスエフェクトの細かな詳細纏め(日本語のwikiがない為)

マスエフェクト1のいろいろな説明。何故か日本語のwikiが存在しない為纏めようと奮起しました。

エイリアン:評議会非加盟種族 1

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エルコー

エルコーは重力の大きな惑星、デクーナを故郷とする種族で、シタデル評議会の傘下にある。身体が非常に大きく、安定を保つため筋肉質な4本足を持っている。動作が緩慢だが、これは転倒が死につながる環境に適応するための進化である。こののとは精神面にも影響し、慎重で保守的な性格を持つ。

エルコーの会話は退屈で一本調子である。エルコー同士は匂いやちょっとした仕草、不可聴の超低周波音などでコミュニケーションをとり、その表現力は人間の表情などとは比べ物にならないほど豊かである。反面、他種族との意思疎通が難しく、喜怒哀楽を伝えるには、いちいち言葉で説明しなければならない。

エルコーの故郷デクーナは重力が大きく、山が形成されない。惑星の大半が平地で、先史時代のエルコーのエルコーは広々として平原を小規模な家族単位で移動していた。現代のエルコーも広々とした空の下を好み、宇宙船での生活に居心地の悪さを感じているようだ。


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クォリアン

約300年前、クォリアンはゲスの手で故郷の星系を追われた。それ以来、ほとんどのクォリアンは、旅客用シャトルから移動式宇宙ステーションに至るまでサイズの異なる5万隻で構成される「移民船団」内で生活している。

1700万人のクォリアンが暮らす船団では当然、資源が不足している。こうした背景から、「成人の儀式」と呼ばれる通過儀礼が生まれた。クォリアンは成人に達すると船団を離れ、価値のあるものを見つけるまでは帰還が許されない。

ゲスの生みの親であることや、移民船団がおよぼす悪影響から、他種族はクォリアンを見下す傾向にある。そのせいか、クォリアンに関する根も葉もない噂話は絶えない。たとえば、クォリアンの衣服やマスクの下は有機生命体と機会パーツが合体したサイバネティックである、というものだ。


f:id:tagutigennsyou22451:20170530061338p:plainクローガン

クローガンは苛酷な環境下で進化してきた。クローガンの最大の死因は火器の発明によって「射殺」に変わったが、それまでは「被食」であった。

サラリアンによって発見当時、クローガンは原始的で野蛮な種族であり、自ら引き起こした核の冬を懸命に生き抜いていた。サラリアンはクローガンを文明化し、ラクナイ戦争で兵士として戦えるよう、近代技術の使用法や生産方を教え込んだ。

故郷の過酷な環境を克服すると、繁殖力の強いクローガンの人口は爆発的に増加した。その結果、クローガンは先住民の有無にかかわらず、近隣惑星への強引な入植を開始した。この「クローガンの反乱」は1世紀近く続き、サラリアンが開発した生物兵器「ジェノファージ」をトゥーリアンが散布して、ようやく終結した。


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ゲス

ゲスは、300年前に労働と戦争の道具とひてクォリアンによって生み出された、ネットワークAIを持つ人間型ロボットである。ゲスに自己進化の兆しが現れると、クォリアンは彼らを破壊しようと試みたが、自意識を獲得したゲスに逆襲され、敗退した。これを教訓として、銀河系社会では人工知能の開発を法的、体系的に制限するに至った。

ゲスは独特の分散型知識を持つ。各個体は初歩の動物的本能を有するにとどまるが、数が増えてお互いの距離が縮まると、驚異的に知識が向上する。集団になると、他の有機生命体種族と同様に状況を分析し、戦術を用いることができる。

ゲスの宙域は銀河系ペルセウス雲の先端部分、無法地帯となっているテルミナス宙域の向こう側にある。ガスとチリで構成される暗黒星雲、「ペルセウス雲」はゲスの の宙域とテルミナス宙域の狭間に存在する。