マスエフェクトの細かな詳細纏め(日本語のwikiがない為)

マスエフェクト1のいろいろな説明。何故か日本語のwikiが存在しない為纏めようと奮起しました。

エイリアン:評議会非加盟種族 2

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ハナー

ハナーはシタデル評議会の傘下にある種族で、非常に礼儀正しいことで知られる。正確にな表現を好み、言葉の誤用や乱用を嫌う。他の種族と接する機会を持つハナーは、事前に不適切な語法を許容できるよう、特別な訓練を受けるほどである。

ハナーは2つの名前を使い分けている。「フェイスネーム」は一般的に用いる名前、「ソウルネーム」は親友や親族の間柄でのみ使用される名前である。ハナーはフェイスネームで付き合う相手との会話では、自分のことを一人称では呼ばない。自分を指して「私」や「僕」などと言うことは利己的であると考えており、代わりに「この者」または「これ」と言う表現を用いる。

ハナーの故郷であるカジェは、地表の90%が海である。高エネルギーの白色矮星の周囲を公転しているため、空は常に雲に覆われている。惑星に点在するプロセアン遺跡は彼らの崇拝の対象であり、ハナーの神話には言語と文明をもたらした古い種族が登場する。


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バタリアン

2160年代の初め、連合はスキリアンヴァージで積極的なコロニー解説を開始したが、この動きが数十年にわたって同宙域の開発を進めていたバタリアンを刺激した。2171年、バタリアン評議会に異議申し立て、ヴァージは「バタリアンの領宙域」であると宣言した。評議会はこれを認めず、人類は当該宙域の未開の惑星にいつでも入植できるとの決定を下した。

バタリアンは対抗措置としてシタデルの大使館を閉鎖し、評議会との外交関係を絶って、事実上、無法種族となった。その後、バタリアンはヴァージ宙域で代理戦争を引き起こした。犯罪組織に資金や武器を提供して人類のコロニーを攻撃させたのだ。

2176年のスキリアン強襲作戦で、バタリアンが雇った宙族や奴隷商人が人類都市、エリジウムを攻撃すると、バタリアンと人類の敵対関係はいよいよ緊迫した。2178年、連合はスキリアン強襲作戦の報復として、バタリアンに雇われた犯罪者たちの中継基地であったトルファンの衛星を攻撃した。その結果バタリアンは自らの星系に退却し、現在はその姿をシタデル宙域で見かけることは稀である。


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ヴォルス

ヴォルスはシタデル加盟種族でシタデルに大使館を持っているが、同時にトゥーリアンにも従属している。何世紀も前に、彼らは進んでトゥーリアン総統府に帰属し

その商才を提供する代わりにトゥーリアンの軍事的庇護を受けてきた。

ヴォルスの出身星であるイリューンは恒星の生命圏をはるかに超えた場所であるが、温室効果を持つ高気圧の大気がアンモニア系生物生息を可能にしている。ヴォルスは他種族と接する際、与圧服と呼吸装置を必要とする。彼らにとって、窒素と酸素を含有する標準的な大気は有害であり、ほとんどの種族が暮らす低気圧の環境では体が避けてしまう。

ヴォルスの文化は旧習的で、地位を得るために土地や人すら差し出すことがある。こうした等価交換文化を背景に持つため、彼らの経済観念は発達している。「統一銀行法」を起草したのはヴォルスであり、今も、シタデル経済を監視し、その均衡を保っている。